世界のドッグショーにも挑戦しながら、130頭を超える愛犬たちの健康と幸せを日々支える【Monamour主宰】見市香緒さん🐶🐾
今回の対談では、「犬の個性はどう育まれるのか」「愛犬との絆づくりで大切なこと」、そして「食べる楽しみを大切にしたフード選びとローテーション」についてを、ブリーダーならではの視点からお話しいただきました。
愛犬とより豊かに暮らすためのヒントを、ワールドプレミアム株式会社代表・佐藤との対談形式でお届けします🎙️✨
- 1.ドッグショーは「答え合わせ」の場
- 2.犬の個性は「定数×変数」で決まる
- 3.「この人といるのが幸せ」を育てる
- 4.毎日のごはんをもっと楽しく ― フードローテーションの考え方
- 5.健康は日々の積み重ねから ― 食事・運動・健康チェック
- 6.「これが推し!」見市さんが認めるHAPPY DOGの秀逸レシピ
- 7.見市さんが選ぶローテーションおすすめレシピ 3選
2026年4月にインターペット東京で行われたトークセッションの内容はこちらからチェック👀💙
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1.ドッグショーは「答え合わせ」の場
佐藤:今日は「毎日のご飯をもっと楽しく、うちの子らしく」というテーマでお話をさせていただきたいと思います。
お迎えしているのは、ジャック・ラッセル・テリアとアーフェン・ピンシャー専門犬舎主催のMonamour主宰の見市香緒さんです。
見市さん:よろしくお願いします。
佐藤:簡単に経歴のご紹介をお願いします。
見市さん:私はブリーダーをしています。ブリーダーといっても、シリアスブリーダー。1犬種か2犬種、専門の犬種をブリーディングして、一般の飼い主さんにお譲りしたり、あるいはドッグショーに出したり、海外のドッグショーへ行ったりという活動をしていますね。
佐藤:この前もイタリアの方に行ってらしたと思うんですけど。
見市さん:ちょうど先週帰ってきたんですけど、イタリアのボローニャに行ってきました。そこで行われていたのはワールドドッグショーといわれて、簡単に言うと犬の世界のオリンピック。だいたい3万頭ぐらいボローニャに集まって、4日間にわたってドッグショーが行われて、例えば私の専門犬種、ジャック・ラッセル・テリアだと、だいたい出陳頭数が200頭ぐらい。
佐藤:すごいですね。それは世界各国からですか。
見市さん:世界中から来ます。その犬種を存続させるための展覧会、品評会といったものですね。
佐藤:素晴らしいですね。
見市さん:私、浜松なんですけど、浜松から羽田に行って、羽田からヘルシンキ、ヘルシンキからウィーン、ウィーンから車で9時間。めちゃくちゃ遠かったです
佐藤:ワンちゃんも何頭か連れて行かれたのですか。
見市さん:ワンちゃん3頭連れて行きました。自分の繁殖するワンちゃんが正しいスタンダードに則った健全な犬なのかどうかっていうことをブリーダーはきちんと答え合わせをしないといけない。答え合わせをするためにドッグショーに行ってるという感じですね。
佐藤:なるほど。前回東京でもお話しさせていただいたときに、そのドッグショーの意味っていうことをお伝えいただいて、私たちってファッションショーとドッグショーっていうのを同じように考えてしまうところがあるんですけど、そうではなくて、犬種として正しい姿、犬種として骨格だったりっていうのを見るところなんだよっていうのを教えていただいて。
見市さん:そうですね。よく子犬を買いに来る人、見学に来る人がだいたい皆さんおっしゃるのが、「うちはペットなんで、ペットにそんな有名な犬の子供だったり、ショードッグの子供なんて、とても。うちはペットでいいですから」って言うんですね。でもそれ違うんですよ。ペットだから長生きしてほしいじゃないですか。ペットだからいつまでも一緒にお散歩ができて、ペットだから呼吸に問題がない。ペットだから足腰に問題がない。ペットだから心の温厚なワンちゃんを迎えてもらうということが非常に重要で。ドッグショーっていうのはそういうワンちゃんをブリーディングするための、答え合わせのような場ですね。
佐藤:素敵ですね。ドッグショーが答え合わせの場。
見市さん:そうだと思います。ショードッグがすごい優秀で、ペットだったらその出来損ないで、それでいいの?っていったら、皆さん家庭で一緒に暮らすし、一緒に寝るし、一緒にお出かけするから健全な子が欲しいわけですよね。
佐藤:そうですね。いつまでも元気で、最後まで幸せでいてほしいって皆さん思うと思います。
見市さん:そのためのブリーディングだと思ってやっています。
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2.犬の個性は「定数×変数」で決まる
佐藤:そういった見市さん、いつも本当に素敵だと思っていて。私もこの仕事をするまで、あまり深くドッグショーだったりを考えたことは正直なかったです。ただ、この仕事をするうちに、「うちの子はお外に出るのが苦手で」とか「緊張しやすくて」とか、いろいろお話を聞いていると、やっぱり犬種だけではなくて、それぞれのワンちゃんの個性っていうのもすごくあるんだなと思って。そのワンちゃんの個性っていうのは、生まれた時からなのか、それとも生まれてからの日々の生活の中で培われていくものなのかっていうところで疑問に思うことがあって、前回見市さんにお話をしていただいた「定数・変数」のお話も今回またお伺いしたいなと思っております。
見市さん:そうですね。ワンちゃんの性格、得意なこと、苦手なこと。音が得意、音が苦手、雷や花火でビクビクしちゃう、ブルブルしちゃう。人が怖い、人が好き。いろんな得意・苦手っていうのがそれぞれのワンちゃんにあると思うんですけども、大きくは生まれ持った気質、性質っていうのが非常に影響すると思います。なので、うちでいうと、生後2歳までは男の子も女の子も繁殖しないです。なぜかというと、2歳ぐらいまでは思春期。人間でいう思春期も経て、その子がどんな人間でも大好きで、雷が外でゴロゴロ鳴っても尻尾振ってて、何でも食べて、いつもハッピーな子だったら繁殖に使えるけれども、仮に雷でよだれが止まらないみたいな子がいたとして、その子が繁殖したら、その子供にもその音を怖がる性質っていうのが受け継がれてしまったら誰もハッピーじゃないですよね。基本的には、その気質・性質っていうのは、もともとの親犬の性質だったり、さらに遡った気質・性質っていうのが影響します。プラス、育った環境、育て方、良い悪いも経験したこと。例えば超ハッピーな生まれの子で、超ハッピーで明るくてタフな子が、お散歩デビューで大きい犬にワンワンって吠えられて怖い経験をしてしまったら、もともと持っているハッピーが負の経験でトラウマを持ってしまったりもする。なので私は、犬の気質・性質、その子が生まれながらに持っている性格という定数。これに対して、後から育った環境、ブリーダーさんのもとでどんな経験をしたのか、それから飼い主さんのもとでどんな経験をしたのかという、生まれた後に変わるもの、変数。つまり定数✖️変数で違ってくるんじゃないかなって思っています。

佐藤:見市さんのところのワンちゃんは、見市さんの考え、基準が非常に高いと思うので、定数の部分は本当にハッピーなものを持ってる子たちだなって思うんですけど、変数の部分っていうのも、こういう経験をしてきていて、こういう子なんだよっていうところを、譲り渡すときに説明されているっていうことですか。
見市さん:やっぱり生まれた日から経験じゃないですか。生まれた日に聞こえた音も、まだ耳って最初閉じてるんだけれども、それでもかすかに聞こえるものっていうのも経験じゃないですか。なので、うちの場合は子犬が生まれる産箱はリビングで、電話の真下。電話も鳴るし、それから掃除機の音も鳴るし、テレビも鳴るし、仲間のグルーマーさんとか生徒さんとかが遊びに来ると、そこで焼肉やったりバーベキューやったりして匂いもすごいするし、知らない人の声がする。これを生まれた日から飼い主さんのところに行くまでの約3ヶ月間、経験した犬と、経験してない犬だとどれぐらい違うと思いますか。
佐藤:すごい興味があります。
見市さん:皆さんだいたい迎えてから、「ワンちゃんの保育園に行かなきゃいけないんじゃないか」「ワンちゃんのトレーナーさんをつけなきゃいけないんじゃないか」とおっしゃるんですけれども、それよりも、生まれてから生後90日ぐらいまでのすり込みの時期にする経験が非常に大事。そこから飼い主さんのところへ行って、それがまた変数になってきますから、飼い主さんにはできるだけ早々にドッグランデビューはさせないでください。なぜかというと、行ってすぐに怖い思いをすると怖い思いの経験をしてしまうから。それはマイナスの変数になりますよね。いいことの経験をすればプラスの変数、嫌な経験をすればマイナスの変数。常にこの変数で犬の心の状態とか体の状態っていうのは変わってきますから、いつも定数✖️変数が常に良い方に行くような行動をとって、マイナスの変数を与えないようにということも飼い主さんにお願いしています。
佐藤:なるほど。じゃあドッグランってだいたいどれくらいから行くのがいいんですかね。
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3.「この人といるのが幸せ」を育てる
見市さん:不特定のドッグランなのか、お友達同士で行くドッグランなのかでも違いますけど、ドッグランに行く前に飼い主さんとの絆。この人と一緒にいれば安心、呼ばれたら飼い主さんのところに戻れば安心。それを犬が理解してから行けば、大きなトラブルはだいぶ少ないんじゃないかなと思いますね。
佐藤:なるほど。やっぱりワンちゃんを飼ってらっしゃる方って、お出かけ大好きですし、一緒にどこか行きたい、ドッグラン行きたい、旅行行きたいっていう方、皆さんそうだと思うんですね。でもそれは飼い主さんとワンちゃんの絆がまず第一にあって、その上でいろんな経験っていうことですね。
見市さん:人間は「ここはドッグランだよ」「ペットと泊まれるホテルだよ」「お出かけだよ」「楽しいよね」を理解できるんです。でも犬はその背景を一つも理解できません。車に揺られる、家じゃないところ、知らないワンちゃんがいる、知らない匂いがする、知らない音がする、知らない振動がする。これはワンちゃんにとっては最初は変化でしかないので、なかなかそれを楽しいと思ってくれるまでには時間もかかるし、どちらかといえば不安が大きくなる。なので、それは飼い主さんと過ごすことが最高の幸せだって犬が思えるようになってからステップバイステップにしてあげないと。だいたい皆さんワンちゃんを飼うと壮大な夢を持って飼いますから。ペットと泊まれるホテルも行きたいし、これからだったらカヤックもやりたいし、カヌーもやりたいし、キャンプも行きたいし。皆さん思いが強すぎて迎えた翌週ぐらいから始めちゃう人が結構いて、だいたいお腹を壊して、しばらく大変な思いをされたりするということがよくあります。特に私の犬種、ジャック・ラッセルを飼いたい方ってアクティブな方が多いので、あれもしたい、これもしたい、妄想が膨らんで迎えるので、結構犬に詰め込んでしまうと、ワンちゃんが「自分、これ無理。今無理」っていう言葉がしゃべれない分、お腹を壊した、下痢が止まらない、元気がないというような体調不良で彼らが言葉を伝えてくるということは多々あると思います。
佐藤:皆さん本当にお出かけするのを楽しみにしていると思うんですけど、やっぱり飼い主さんとの絆がまず第一ですよね。
見市さん:ワンちゃん、多分お家のお庭で、飼い主さんとボール投げしてるだけでも最高に幸せ。そこから始めて、この人といることが世界で一番幸せで、何より世界で一番安心できるっていう安心をあげるっていうことがすごい大事だと思います。
佐藤:そうやってワンちゃんを育てるにあたって、まず絆づくり。ワンちゃんが楽しいと思える、この人と一緒にいると幸せだなって思えるっていうことが一番大事っていうふうにお伺いしたんですけど、そうは言っても、ワンちゃんによって個性もあったり、慣れるまでに時間のかかる子もいたり、いろいろあると思うんですけれど。「その子らしさ」っていうのは、生まれた時からなのか、迎え入れてからでも、飼い主さんとの相性とかで変わったりすることもあるんですかね。
見市さん:だいたい私が見ていて、生後5〜6週はあまり変わらないです。強いて言うなら、お腹を出して寝る子と、うつ伏せになって寝る子と、ふかふかのところでいつも寝てる子ぐらいの違いはありますけど、生後5〜6週まではそこまで明確な個性の差はないと思います。でも8週齢、9週齢、12週齢ぐらい、生後3ヶ月ぐらいになると明確に行動の違いがあります。ボールを独り占めしようとする子、ごはんを食べてる時に他の子より早食いしようとする子、他の子の食器に顔を突っ込む子、あとは怒ってる子に遠慮する子。そういうのは生後12週齢を過ぎると明確に出てきますね。
佐藤:なるほど。じゃあ、飼い主さんにお譲りする時も、この方にはこういう子が合っているかな、みたいなことは考えながらお譲りされたりしますか。
見市さん:例えばマッチングアプリみたいなのでも、だいたい皆さん、自分の情報をまず入力するわけですよね。「私は女性で何歳ぐらいで、読書が好きで、お出かけが好きで、食べることが好きで」。自分の情報をできるだけ入れる中で、ぴったりな人を探そうとしますよね。昔のお見合いもそうですよね。ワンちゃんもやっぱり一緒に暮らすわけだから、こっちが一方的に「見た目が良くて、吠えなくて、こうで、こんな子が欲しい」って言っても、その子は果たして自分という個性の人間と暮らして幸せかどうかってわからないですよね。なので、ワンちゃんを迎えるときは「こんな犬が欲しい」だけじゃなくて、「私はこんな人だ」っていうことを、もう一度皆さん振り返って考えてほしいですよね。そうでないと、どうしても「欲しい欲しい」になっちゃうんですけど、ワンちゃんは心ある生き物なので、そのワンちゃんは自分が自分らしいペットとの暮らしをするときに、相性のいい犬種なのか、相性のいいワンちゃんなのかっていうことをよく考えて、飼い主となる人がよくよく自己分析してほしいなって思います。
佐藤:今流行っている犬種が欲しいな、ではなくて、「私はこういう人で、こういう生活スタイルなので、合う子はどういう子なんだろうな」というところからのスタートにして欲しいですね。
見市さん:お互いが幸せになるために、きちんと自己分析して無理のない相手を選んでいくっていうのはすごい大事で、ワンちゃんには選択権がないので、やっぱり私たちが選んであげるしかないので、選ばないという選択をすることも含めて、彼らを守ってあげることなのかなと思いますね。
佐藤:皆さんもワンちゃん選ぶとき、いろいろと考えて選ばれていると思うんですけど、今後ワンちゃんを迎える方たちは、その迎えるワンちゃんが自分たちの暮らしに合っているのかなっていうのをちゃんと考えて、それでお互いがハッピーになれる子を迎えていただけるといいかなと思います。
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4.毎日のごはんをもっと楽しく ― フードローテーションの考え方
佐藤:次にごはんのこともちょっとお伺いしたいなと思うのですが、見市さんは弊社の【ミニセンシブルシリーズ】を長年ご愛用いただいていますが、このシリーズは色々な動物性タンパクを使っているので色々な子に合わせやすいフードだと思うんですけれど、最初にこのフードを選ばれたきっかけや、特に気に入っている点を教えていただけますか?
見市さん:最初にハッピードッグを使いたいなと思ったのは、単純にジャック(ラッセル・テリア)がパッケージだったからいいなと思って使ってみたんですけれど。私はまずキブルの形状と大きさが、自分の犬たちが好むかっていうことを非常に気にします。これは大きすぎず、小さ過ぎず。あとは私が勝手に思ってるんですけど、ワンちゃんの噛む喜び。日本ってすごいちっちゃい小型犬が多いので、米粒のようなキブルのドッグフードが非常に多いんですけど、私個人的には犬たちには噛む喜びが必要だと思います。【ミニセンシブルシリーズ】は非常に噛みやすい大きさで、適度に硬いキブルっていうのもいいのかなって思っています。大きいほうの【センシブルシリーズ】も使います。パリパリ喜んで噛むっていうことが、やっぱり下顎の発達にもつながりますし、唾液も出てくれるっていうことで気に入ってます。
佐藤:小型犬だからって小粒でなきゃいけないってわけではないですか?
見市さん:全然そんなことはないです。このぐらいの粒ならバリバリ噛んで食べてくれるので、非常に合ってるのかなっていうことと、あとはやっぱりハッピードッグはお腹の調子が安定しやすい!
佐藤:これ一番大事ですよね。
見市さん:ワンちゃんを迎えて、皆さんおっしゃるのが、なかなかお腹の状態が安定しない、うんちがちょっと緩いみたいなことをおっしゃる方が非常に多いんですけど、私、子犬の頃から【ミニパピー】をあげてるんですが、とにかくうんちの状態が安定しやすいってところが、まず選ぶ基準の一つなのかなって思います。
佐藤:やっぱりそこって一番、飼い主さんからしてもありがたいところじゃないですか。
見市さん:どんなにお値段が高くて、ハイスペックフードですよって言われるような高級なごはんとか手作りごはんをあげても、うんちがずっと落ち着きませんっていう状態だったら、まずは良質なフードを食べさせて、うんちとおなかの状態を整えてあげるのはすごい大事だと思います。
佐藤:お腹を壊している状態ってワンちゃんにとっても苦しいし、ストレスになると思うんですよ。
見市さん:生後18ヶ月ぐらいまでは、とにかくよく食べて、いい状態の排泄をして、体がちゃんとできていかないといけない時期なので、その時にずっと消化不良を起こしていると、育つべき体に育っていってくれないですよね。
佐藤:やっぱり小さい時はできるだけお腹に優しいものを。アレルギーは子犬の頃からあるのですか?
見市さん:アレルギーなのか、アレルギーと獣医さんが言いたがるのか、そこは私にはわからないんです。でもその暮らしている環境で、地域にブタクサがあったり、稲があったり、あるいは高層マンションの気密性が高すぎたり、住宅建材の何かがあったり、この何かっていうのは生きてる限りゼロじゃないと思うんです。でもその時にいろんなものをあげすぎていると、何が原因かがわからないから、答えをどんどん複雑にしてしまう。であればフードをまずいくつかに限定して、その状態で症状が出るのか出ないのか、調子を崩すのか崩さないのか、痒がるのか痒がらないのか、うんちの状態はどうなのかっていうことをつぶさに観察して、何に反応しているのかを見つけるために獣医さんの前に飼い主さんが観察をするっていうのはすごい重要だと思います。
佐藤:では小さい時っていうのは、あれもこれもというよりは、まず特定のもので安定させてあげる。
見市さん:若いうちは3種類ぐらいのフードでいいんじゃないでしょうか。
佐藤:成犬になってからは色々ローテーションで使われていますよね。そのフードのローテーションの仕方っていうのも、あまり皆さんご存知なかったりして。よく聞くのがローテーションしたいんだけど、変えるとすぐお腹壊すから、決まったものだけっていう方も結構いらっしゃるんですよね。変えた時にすぐお腹を壊すっていうのはどれくらい様子を見たらいいのでしょうか。
見市さん:フードを変えても壊さない鉄壁の胃腸を目指すっていうのがやっぱりテーマだと思います。その上で、あともう一つあるのは、私たちだったら、それを下痢とは呼ばないぐらいを、結構飼い主さんが軟便だと認識しているケースは多いと思います。コロッコロの、アスファルトの上でした時に、アスファルトにつかないぐらいのうんちだったら、自分だったら硬すぎると思います。ちょっと薄くアスファルトについちゃうかなぐらいの水分を含んだような状態がいいものだと思うんですけど、皆さんコロコロをすごい好む傾向にあって。でもやっぱり適度な脂質と適度な繊維と適度な水分が残っている状態のうんちの方が望ましいのかなと思いますね。
佐藤:多分コロコロの方が処理がしやすいんだと思います。
見市さん:なんかもう異常に、コロコロ信者が多くて。そんなにコロコロじゃなくていいと思いますね。
佐藤:フードについては、ひとつのものではなくて、食べる楽しみということを前にもおっしゃっていたかと思うのですが。
見市さん:ハッピードッグって、特に【ミニモンタナ】とか、開けるとおやつみたいというか、すごくいい香りするじゃないですか。多分美味しいと思うんですよ。【ミニフランス】も嗜好性がすごく高い。だからごはん自体の香りとか食感とかの満足度っていうのもそれなりに高いと思うので、自分だったら3種類ぐらいをローテーションしますね。ちなみに私は800gサイズしか使ってなくて、このサイズしか販売もしてなくて。うちのお客さんは6、7キロ以下のジャックラッセルの方が多いので、あんまり大きい袋を買って30日間とか40日間食べ続けるよりも、800gを1週間ちょっとで食べきるぐらいの方が、嗜好性も落ちずに食べてくれるので。うちのお客さんだったら、ひと月3種類ぐらいをローテーションして使い切ってと伝えています。
佐藤:うちは猫ちゃんなんですが、飽きないように、種類を混ぜたり一回ごとに違うフードをあげたりしているのですが、ワンちゃんの場合はどうですか?
見市さん:あんまり気にしてないです。その時の気分で。【ミニフランス】【ミニアイルランド】の翌日に【ミニトスカーナ】っという感じでもいいし、1週間ぐらいで切り替えても、それはそんなに気にしてないです。
佐藤:難しく考えずに、私たちが毎日いろんなものを食べているように、お寿司も食べたいし、イタリアンも食べたいし、ハンバーガーも食べたいし、みたいな感じで、毎日ごはんを変えてあげるっていうのは全然構わないってことですよね。
見市さん:ごはんぐらいしか楽しみがないじゃないですか、犬たちの日常。もちろん散歩も楽しみかもしれないし、飼い主さんになでてもらうのも楽しみかもしれないけど、生き物として言うんだったら、ごはんの楽しみって圧倒的じゃないですか。それを毎日、「犬はこれを食べないと病気になるから、これだけを食べ続けなさい」ってなったとして、自分だったら、そういう犬の暮らしをしたくないなという感じですね。少なくとも、なんかいい匂いだなとか、なんか美味しそうだなとか、なんかよだれが出ちゃうなとか、そういう心の栄養みたいなものっていうのも、必ず彼らの生活の質っていうのを左右するものだと思っているので。私自身は、簡単にスープ作ってかけたりとか、ちょっとでも美味しそうな、犬がワクワクするような。だって私たちの一生の7分の1ぐらいしかない一生の中の365日のうちの1日のごはんを1回でも手を抜いたら、彼らにとってはそれって大きな1日の幸せが変わってくるじゃないですか。なので私は基本的にはご飯は手を抜かずに、美味しいと犬が思ったり喜んでくれるようなものをあげたいなというふうに思ってます。
佐藤:皆さんの中には、決めたこの一袋、このブランドのこれだけっていう方が結構いらっしゃるんですけれど、そうではなくって、食べられるのであればいろんなものをあげるっていうのがワンちゃんの幸せにもつながるのかなと思いました。
見市さん:あとは「バランス・オーバー・タイム」というか、今日完璧なご飯をあげるっていうことだけじゃなくって、1週間、1ヶ月、1年みたいな単位で見た時に、ずっと同じものをあげていれば、同じ過不足が続くけれども、いくつかのものをあげれば、その過不足っていうのは自然と解消されて、この時これをあげている時は何かが過不足として足りないものがあったり、多すぎるものがあっても、ローテーションして別のものをあげていけば、その「バランス・オーバー・タイム」でバランスっていうのは均等が取れてくるんじゃないかなと思っているので、自分はなるべくあまり一つのものに絞らずに、緩やかにいろんなものをあげながら、過不足のない給餌っていうのを心がけています。
佐藤:確かにその通りですね。リスク回避という観点でも、いろいろなものをあげて、バランスオーバータイムでバランスを取った方が、その子にとっても良いという事ですね。
見市さん:例えば「これをあげていて、後からそれに含まれる何かが多すぎたら、この犬種には問題だったよ」みたいなことが後で分かったとして、それだけあげていれば堆積していくけれども、いくつかを組み合わせてあげていれば大きなリスクも生まれないのかなと思ってます。
佐藤:そう考えると、この【ミニセンシブル】のシリーズもお肉がそれぞれ違うから、そういった意味でバランスオーバータイムという考え方にすごく適していると思います。
見市さん:そう思います。喜んで食べてくれて、お腹の調子がいいこと、毛の状態がいいこと、皮膚の状態がいいこと、目に嫌な目やにが出ていたり、涙が出ていたりしない状態、そして体に張りがあって、体重が増えすぎず減りすぎず、いい状態を維持できるのであれば、いくつかのものを組み合わせながら、犬が喜ぶ給餌をしてあげた方がいいんじゃないかなと思います。
佐藤:本当そうですね。私たちもワンちゃんも猫ちゃんも食べるのが幸せじゃないですか。美味しいものを食べてる時ってみんな幸せですよね。
見市さん:多分、それぐらいしかないですよね(笑)
佐藤:我々も仕事してても今日ランチ何しようかなって楽しみですからね。見市さんがワンちゃんたちのお世話をする中で1番の楽しみって何ですか?
見市さん:私の場合は毎日の給餌ですね。毎日朝の6時半からワンちゃんたち全員を運動場に出して、ワンちゃんたちのウンチを全部拾って歩きます。ウンチをまず全員拾う時点で、その子達の健康チェックをしていきます。約130頭ぐらいのジャックラッセル、アーフェンピンシャーがいて、ウンチをスクーパーで拾いながら、「今日のウンチいいな、ということは昨日のご飯が良かったんだな、水分の状態がちょうどいいよな」ということをワンちゃんの健康チェックとして、毎朝のワンちゃんの排泄物のチェックはすごく重要な仕事なんですね。それから犬舎掃除をして、掃除が終わったら端から順番にご飯をあげていきます。太ってる子、痩せてる子、一番上が今12歳、一番下が子犬の離乳食まで、本当にみんな違うごはんを、例えば筋肉をつけたい子、体重を増やしたい子、お腹の調子を安定させたい子とかあって、みんな違うものを自分の頭の中で計算しながらずっと作って置いていって、全員配り終えたら今度は端から食器を下げていく。その時に、食器を洗ったみたいに全部が端から端まで綺麗になってると、「今日の給餌成功!」という感じで、毎日自分で犬たちへのフィーディングが今日は上手にできたのかな、今日は犬たちが喜んで本当に食器を洗ったように食べてくれるのかな、みたいなことを感じていて、この仕事をしていて一番楽しいですね!
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5.健康は日々の積み重ねから ― 食事・運動・健康チェック
佐藤:先ほど、ドッグショーのことを「答え合わせ」とおっしゃってましたが、毎日のフィーディングもワンちゃんからの「答え合わせ」ということですね。
見市さん:そうですね、うちは毎月何頭かランダムに抽出して、獣医さんに血液検査や健康診断を受けに行って、例えば肝臓の数値が飛び出てないか、腎臓の数値が問題ないかっていうことをチェックしに行きます。うちは本当に、胆泥(たんでい)ってよく皆さんがおっしゃっていますが胆泥の子もいないし、肝臓数値が飛び出る子もいなければ、腎臓数値、貧血の数値もみんないい状態で、結構獣医さんはびっくりするのですが、これはやっぱり、給餌と運動と睡眠がそれを維持しているのかなと思います。
佐藤:食べ方にも個性は出ますか?早食いとか食べないとか、わがままでこの子は食べないのよ、みたいな子もいると思いますけれど、どうやって食べさせてますか?。
見市さん:うちは多頭飼育なので、他者とのつながりがあります。食べない子は、食べる子と食べる子の間で食べさせます。そうすると「やばい」となって、食べる習慣がついてきます。
佐藤:早食いとかはどうなんですか。
見市さん:早食いはうち実はあんまりないんです。これはエビデンスのある話じゃないんですけど、私、子犬の頃からもう食べきれないぐらいずっと給餌を続けているので、お腹を空かせたことがないと思うんですよ。なので早食いもないし、おもちゃを食べちゃうとか、綿を食べちゃうとかも本当になくて、それは小さい頃からの積み重ねで、これ以上食べられないぐらいずっとお腹いっぱい食べて、危機感のない暮らしをさせてきた結果だと思うんです。早食いって、食べられないこと、食べられなかった経験、お腹を空かせた経験、そういうその子が得た何かの経験から来ているっていうのはあると思います。
佐藤:うちの猫ちゃん、保護猫なんですけど、あげると一瞬で食べちゃって吐いちゃうんです。やっぱりある時に食べる、そうしないと食べられないという経験があるということですよね。
見市さん: 多分そうだと思います。うちの成犬のジャックラッセルでも、小さい粒のドライフードも全部カリカリ音をさせてよく噛んで食べてます。お客さんからジャーキーを飲んじゃうっていう相談をされますが、うちの子たちは地道に噛みながら味わって食べているので、多分それを取られそうになった経験とか、お腹が空いた経験がないからなんじゃないかなと思います。
ちなみに5歳ぐらいを過ぎたワンちゃんだと、前足だけちょっと高い台に乗せてご飯を食べさせるようにしてて、この繰り返しで後ろ足の筋肉が衰えないようにしながら食べさせてます。
佐藤:食べる時もトレーニングですね。
見市さん: 夢中で食べてる時に、ちょっと高い台みたいなところに食器を置いて、後ろ足を踏ん張った状態でごはんを食べさせるのを朝晩×365日やる子とやらない子で、10歳を超えた時の後ろ足って違うんじゃないかなと思って、毎日そういうふうにやってます。
佐藤:毎日のことですから、習慣になりますよね。
見市さん: 人間でもジムとかに通われて、プロテインとか飲んでると、一年ぐらいで体って変わるじゃないですか。例えば、すごい細くて薄っぺらかった青年がムキムキになったりする。ということは、毎日の積み重ね×365日って肉体を変えるんじゃないかと思うので、小さい積み重ねでも必ずやると決めて毎日やる。その積み重ねで、シニアの後ろ足の負担の問題などが軽減できるのかなと思ってやってます。
佐藤:シニアの時に最期までちゃんと自分の足で歩けるって、飼い主さんにとってもワンちゃんにとってもすごい幸せなことだと思います。
見市さん: 皆さん、だいたい何かになってからやられるんで。何かになってからできることって少ない。何かになる前から習慣をつけておくのがいいんじゃないかな。
佐藤:未病ですね。
見市さん:皆さんすごいいっぱい情報を持ってて、複数のサプリやマッサージやカイロプラクティックなど色々やられるんですけど、一番大事なことは日常ご自宅でできる小さなことの積み重ね。それが一番ワンちゃんを健康にできるんじゃないかなと私は思ってます。
佐藤:日々の暮らしの中で無理なく続けられることが大事だと思います。
見市さん:やった方がいいことと、やらない方がいいことを飼い主さんが理解して。例えば、後ろ足が悪くなりますから縦にぴょんぴょん飛ばせないこと、水分は毎日しっかり取らせる、しっかり睡眠を取らせる、ストレスを与えない。小さなことの日常の積み重ねは、どんな医療よりも、どんなサプリメントよりも愛犬を健康にできるんじゃないかなと思います。
佐藤: 見た目的にすごい元気そう、特に何ともなさそうだよっていう子もいると思うんですけど、それでも何か気になるポイントとか、ワンちゃんの日常で見た目は元気そうでも気にして見るべきところってありますか。
見市さん:よく皆さんのインスタグラムとかSNSを見てると、後ろ足大丈夫かなとかはよく思います。正しいトロットって、後ろ足が後ろに向かって駆動するんですけど、結構ハの字を切っていたり、後ろに駆動していない状態だったりすると、良くないなと見てすぐわかります。
佐藤:見市さんのところはトリミングサロンもやってらっしゃるじゃないですか。やっぱりそういう時に見ていただけたりしますか。
見市さん:トリミングレッスンやトリミングにいらっしゃったら、まず体重。それから多いのは、爪が長くて地面が踏めてない子。どうしても爪が長すぎると床が踏めないので、だんだんハの字を切ってきたりする。その辺は飼い主さんにしっかりお伝えします。サプリメントをしっかりあげてる、獣医さんにも行ってる、なのにパテラのグレードが3って言われましたって言って、爪がめっちゃ長いみたいな子が本当に多い。まずきちんと爪を短くしてあげて、トロットのお散歩を毎日15分は必ず同じ速度、同じペースで歩くというエクササイズをしてあげてください、といったことは言います。
佐藤:どんなサプリメントより爪切りですね。
見市さん:なかなか難しいですけど、こまめに切って長くしないこと。なかなか短くはできなくても長くしないことですね。
佐藤: この前、歯茎も見た方がいいよっておっしゃられていましたね。
見市さん:貧血の状態を見るのに歯茎を見てあげた方がいいと思います。あと耳の中の匂いとか。
佐藤:パッと目に映る全体ではなくて細部をしっかり見てあげることが大事。
見市さん:そうですね。毎日皆さん歯磨きをすると思うので、その時に歯茎の色は見てあげてください。これから梅雨時になると、ジメジメするとマラセチアで耳を痒がることが出てくるので、それも見てあげた方がいいです。ブラッシングして全身触ってあげる。全身触ってあげるといつもと違うことに気づくんですけど、毎日触っていないと何が違うかがわからない。ブラッシングでもいいので、必ず毎日愛犬の全身を。だいたい皆さん背中は触るんですけど、お腹側、股の下、首、脇の下など、見えづらいところは触る機会が少ないので、こまめに触ってあげた方がいいと思います。
佐藤:ありがとうございます。では見市さんへ質問のある方はいらっしゃいますか?
お客様:筋肉つけたい子にはどんなフードをあげたらいいですか。
見市さん:これを食べた方がいいというよりも、 しっかり量を食べさせること!ごはんの量が結構皆さん少ないんですよ。ジャックラッセルだと、パッケージに書いてある量だったら成犬だと足りないんじゃないっていうぐらい。もう1.5倍ぐらいあげてもいいと思います。量をしっかり食べさせること。
あとは筋肉をつけたいのであれば、持続的な運動の方がいいです。一定の位置にリードをつけて、一定の速度で一定の時間、例えば15分とか20分でも、同じトロットを踏ませる方が筋肉がつくと思います。生肉をあげましょうとか、お肉をいっぱいあげましょうとかしなくても筋肉はつきます。
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6. 「これが推し!」見市さんが認めるHAPPY DOGの秀逸レシピ
お客様:見市さんから見て、ハッピードッグのこのレシピは秀逸です。というのがあったら教えてください。
見市さん:まず、療法食のシリーズは、ハッピードッグの療法食が一番いいと思います!
特に、私は【インテスティナル(消化器ケア)】。お腹の弱い子用のレシピは、他には絶対ないと思います。なので、「ちょっとお腹の調子が悪いんです」とか「便が定まらないんです」という子は、基本的にまず【インテスティナル(消化器ケア)】を試してくださいと言っています。
あと、皮膚の調子が悪い子には【ハイパーセンシティビティ(アレルギーケア)】はすごく良い商品だと思います。
センシブルシリーズに関して言うと、私は【ミニフランス】がすごく推しで、栄養価も高く、嗜好性も高く、食べない子あまりいないんじゃないですかね。【ミニフランス】すごく気に入っています!
もっとみんなが知って使ったほうがいいんじゃないかと思うのは、私も一生懸命その良さを伝えようと思っているんですけど、ウェットフードの良さがあまり飼い主さんに伝わっていなくて。ハッピードッグの【アディポシタス(肥満ケア)ウェット缶】とか、【インテスティナル(消化器ケア)ウェット缶 】などの缶詰はすごく美味しそうだし、療法食とは思えないような嗜好性もあって、機能的で非常に良いものだと思うんですけど、意外と分かっている人が少ない。
佐藤:療法食なので「うちの子には…」って皆さん思われると思うんです。だけど、療法食って別にお薬ではないですからね。確かに【インテスティナル(消化器ケア)】はお腹を壊している子には最適です。
見市さん:【インテスティナル(消化器ケア)】はもう最適だと思います。【アディポシタス(肥満ケア)】も、肥満の子だったら絶対いいと思うんですけど、なかなか伝わらないんですよね。
佐藤:「獣医さんから言われないと」と思っていらっしゃる方が多いと思うんですけど、うちの猫も太っちょなので食べさせてます。
見市さん:すごく機能的なご飯だし、機能的なだけじゃなくて美味しいので、私は非常に気に入っています。
佐藤:【インテスティナル(消化器ケア)】も、このちょっとお腹がゆるい時に「これを使うとテキメンだよ」というのを、もっと知ってほしいなと思います。
見市さん:お腹の調子がちょっと弱い時に獣医さんに行くと、だいたい抗生物質を出されて、抗生物質を出されるとその時は多少良くなるんだけれども、結局抗生物質でお腹の中の腸内細菌も殺してしまうので、またしばらくすると崩れてきてしまう。お腹の調子の悪いバッドスパイラルから抜け出せなくなってしまうということがあるので、そこまでひどくない状態だったら、まず一回【インテスティナル(消化器ケア)】を試してもらって、お腹の調子が良くなったら、また普通のごはんに戻すみたいなことで、薬に頼る前段階で止められるなら試してあげてほしいなと思います。
佐藤:そう思います。ありがとうございます。あと、このセンシブルシリーズも基本的にお腹を壊しにくいですよね。
見市さん:全然壊しづらいし、ちゃんと体ができてくるので。うちだと12ヶ月ぐらいまではパピーを使ってくださいと言っていますが、12ヶ月過ぎたぐらいからはローテーションで3種類ぐらい選んでもらったらいいんじゃないかなと思います。
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7.見市さんが選ぶ ローテーションおすすめレシピ 3選
佐藤:じゃあ見市さんセレクトのハッピードッグ ミニセンシブルシリーズ、ローテーションおすすめ3種類いただきたいですね。
見市さん:【ミニアイルランド】、【ミニフランス】、【ミニモンタナ】!
佐藤:その心は!
見市さん:まず、美味しい。あと、異なるいくつかの種類のタンパク質を上手に組み合わせながら、食べられるものを増やしていくっていうステップとして非常に使いやすいと思います。
佐藤:美味しくて食いつきも良いし、体にも良いというところですね。
見市さん:美味しいものは食べさせてあげたほうがいいですよね。
佐藤:ありがとうございます。見市さんおすすめ3種として、我々もお客様にご提案させていただきたいです。
見市さん:他のも良いんですよ。うちのお客さんは太ってくると【ミニトスカーナ】にしてます。
佐藤:そうですよね。
見市さん:体重を気にする子には【ミニトスカーナ】を使ってます。うちで一番出ているのは【ミニニュージーランド】だと思います。やっぱりラム&ライスっていうのが皆さん使いやすいのかな。私は結構うさぎを使いたいので、【ミニアイルランド】は欠かさず使っています。ミニアイルランドは、サーモンとラビットなので、鶏肉ダメな子、牛肉ダメな子にも代替で美味しく食べてもらえるのでいいと思います。
佐藤:ということは、ミニセンシブルシリーズはすべておすすめということですね。
見市さん:多分ドライフードだったらもう全然いいんじゃないですか。いろいろ試されて。
佐藤:ハッピードッグの【ミニセンシブルシリーズ】、1種類だけを使われている方もいらっしゃると思うんですけど、食の楽しみを広げるということで、いろんな種類を使ってみてくださると嬉しいなと思います。
見市さん:匂いを嗅がせてもらうと、すごくいい匂いがするので、これだったら美味しそうだなって感じると思います。
お客様:ワンちゃんが好きな匂い、苦手な匂いはあるのでしょうか。
見市さん:好きな匂いは、やっぱりお肉の匂いが一番好きだと思います。お魚の匂いよりお肉の匂いが好きですね。ちなみに私、子犬の段階で、犬って何の肉が好きなんだろうって思って、鶏肉と牛肉とラム肉を子犬の前に並べて、子犬がどこに行くんだろうって何回かやったんですけど、100%牛肉に行ってます。
佐藤:なるほど。
見市さん:100%牛肉。ただし、これは諸説あって、牛肉が一番甘みがあるので、犬って甘みに反応するとも言われていますけど、基本的には最初に食べるときは牛肉に行きますね。
佐藤:あと、苦手な匂いはいかがでしょう。
見市さん:うちで言うと、爪切りの時に使う止血剤の匂いとかがちょっとでもしたら全員走って逃げていくから、嫌いな匂いっていうのは経験とセットになった時に嫌いな匂いになるんじゃないかと。例えばシャンプーの匂いと嫌なシャンプーの経験とか、生物学的に苦手というよりは、自分のした経験とその匂いの記憶が一つになった時に嫌いな匂い、苦手な匂いになるのかなと思います。
佐藤:ありがとうございます。
【Monamour主宰 見市香緒さん】
早稲田大学卒業後、広告代理店でコピーライターとして食品・飲料・化粧品などの広告制作に従事。
その後、ジャックラッセルテリアに魅了され、ドッグブリーダーへ転身。
シリアスブリーディングに加え、ペットホテル、グルーミング、トリミングなど総合ケアを提供。子犬から老犬介護まで、幅広い犬のケアに対応。
JKC公認トリマー・ハンドラー・審査員としても活動し、国内外の専門誌でドッグライターとして連載を持つ。
繁殖では世界各国で多数のチャンピオン犬を輩出し、英国Top Breeder of the yearを7年連続受賞。
犬のQOL向上を重視し、食育や飼い主教育、ケア全般の啓発に取り組む。
Instagram: https://www.instagram.com/monamour0625













